センターについて
ホームページにアクセスしていただいた皆さまへ
キルギス共和国日本人材開発センター(以下、KRJC)ホームページにアクセス頂き有難うございます。
先ずはKRJCの設立の経緯を簡単に説明するとともに、現在の主な活動を紹介致します。
独立以来、キルギス共和国は産業を促進するために様々な経済プログラムを採用して来ました。
そのプログラムの一つとして、ソ連崩壊後1995年5月にKRJCは、支援委員会(日本政府とCIS12カ国の政府によって設立された国際機関)を構成する日本政府・キルギス政府間の合意に基づき、開設されました。
2003年3月、その運営がキルギス政府と独立行政法人国際協力機構(JICA)との共同運営になることが取り決められてからは、キルギス国立総合大学(旧称:民族大学)をカウンターパート機関とし、JICAの技術協力プロジェクトとして協力しています。
これまでの20年間、KRJCはキルギスの企業発展促進に資する人材育成、日本語普及、日本とキルギス共和国の友好関係を強化することを目標に掲げ、運営されてきました。
このような中、KRJCの過去のプロジェクト(2003年-2015年)はキルギスビジネス界に高く評価されて来ました。
2015年キルギス共和国がユーラシア経済連合に入ってからは競争力のある商品開発が求められ、キルギスの民間部門の発展に一層の支援が必要となって来ました。このような背景から、キルギス政府は日本政府にビジネス人材育成のための継続的な支援を要請しました。
その結果、2016年4月1日からKRJCは5年間に亘る新プロジェクトを開始し、次の活動に一層の力を入れています。
- キルギス共和国の産業多角化に資する人材育成
- タジキスタンでビジネスコースを行うことによる中央アジア地域協力の促進
- キルギス共和国に進出する日本企業のサポート
また、次の活動も継続します
· 日本語コース
· 相互理解促進
また、我々は日本留学に興味を持っている学生に情報提供を行うとともに、日本とキルギスの大学の人材交流に資する活動を計画・実施します。このように、日本センターは、学生、教師、ビジネスマン等、日本に興味を持っている方々全てに情報を提供し、両国間の友好関係の発展に尽力していきます。
KRJCが皆様にとって少しでもお役に立てるようスタッフ一同力を合わせて頑張って行きますので、皆様のご支援、ご理解を宜しくお願いします。また、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
2016年 所長 カナット・コルバエフ